猪垣
猪園長です。
時々、テレビ・新聞などで野生の猪による農作物の被害が知らされています。
その対策として農家は、電柵やネットを畑の周りにぐるりと張り巡らせて被害を防ぎます。
電柵とは、畑の周りにポールを立てて電線でぐるりと囲みます。
微量の電気を流し電線に接触した動物を感電させ、これにびっくりして近づかなくなる。
微量の電気なので感電してもビリビリと感じる程度だそうです。
タイマーで日中は停止して、夜間電気が流れるようになっているようです。
ネットについては畑を囲むといったものです。
このように猪から農作物を守ることは、今に始まったわけでなく江戸時代にもその苦労がありました。
「猪垣」とよばれ石を積み上げて造られた高さ2メートル幅1メートルほどの万里の頂上を思わせるような石垣です。
愛知県 香川県 長崎県対馬など あちこちにこのような石垣がみられるのです。
香川県の小豆島には延々120kmにもなる「猪垣」が残っているそうです。
当時の詳しい資料はありませんが里を囲むように農民が積み上げていったもののようです。
また猪を退治するための猪穴とよばれる垂直に掘られた穴がある地域もあります。
今では「猪垣」「猪穴」も使われておらず、昔の話として残っているだけとなっています。
(猪垣 イメージ)
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